浅野を3トップ中央起用も決定機作れず 森保ジャパンには前線で起点となれる男が必要だ

今試合はメンバー外だった林 photo/Getty Images

上田は可能性のあるシュートを見せた

日本はFIFAワールドカップのアジア最終予選でオーストラリアと対戦。勝てば本選進出が決まる大事な一戦は2-0で日本が勝利し、7大会連続のW杯進出を決めた。大迫勇也を欠いた日本は最前線に浅野拓磨を起用する。

長身のFW陣に対し、スピードを武器に相手の裏を狙い続けた浅野。しかしサイドに流れてしまうことも多く、中央で起点となれる存在が不在のまま。やはり大迫の穴は大きく前半は特に単調な攻めからカウンターでピンチを迎えるシーンも多かった。

後半は日本が落ち着きを取り戻し、63分には上田綺世が投入されると、前線からボールを追って守備に奔走する。その中でも上田は相手ゴールを脅かすなど、自身の持ち味を発揮。得点の匂いが感じられた。

終盤にラッキーボーイとなった三笘薫の2ゴールの活躍で勝利を遂げた日本。次戦は消化試合でのベトナム戦となるが、現状の日本の戦い方では、やはり前線の起点となる男が必要だ。今試合はメンバー外となった林大地だが、彼のフィジカルや献身性は大迫のような立ち回りも可能だろう。次戦は林の奮起にも期待したい。

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