リヴァプールで輝きを増す“クローザー” 試合を締める大仕事を担うベテランの奮闘

終盤のミルナー投入が定番に photo/Getty Images

ミルナーは今季19試合に出場

今季でリヴァプール在籍7シーズン目を迎えるジェイムズ・ミルナー。36歳となった同選手だが、今シーズンもプレミアリーグで19試合に出場するなど、ユルゲン・クロップ監督に重宝されている。

ここまで19試合中先発で出場した試合はわずか7試合。ほとんどが途中出場のミルナーだが、リードした終盤の3人目として出てくるシチュエーションが多いのだ。

豊富な運動量と強度の高い守備を武器として中盤やサイドバックでもユルゲン・クロップ監督のスタイルを体現。今季はリード時に勝ち点3を確実なものとするための“クローザー”としての起用法が増えているのだ。決して簡単な仕事ではないが、ミルナーの老巧なプレイがチームに安定感を与えている。

カラバオカップやUEFAチャンピオンズリーグでも、途中出場で試合を締める役割を担ったミルナー。彼の貢献度は高く、4冠の可能性があるチームにおいてミルナーの経験値は大きな武器となっている。

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