またアメリカの逸材がブンデスへ? バイエルンもチェックする若きSBの才能

バイエルンがリストアップしているとされるスペンス photo/Getty Images

現在は英2部でプレイ

近年、続々と楽しみな逸材が登場しているのがアメリカだ。2018年のロシアW杯こそ出場を逃したものの、ここ数年における同国の育成は非常に順調と言っていい。若い選手が続々と欧州4大リーグへと渡っており、ヤングスターたちのレベルは急速に上がっている。

そんな若手たちの行き先として、特に人気なのはドイツ・ブンデスリーガだ。今冬にはFCダラスから注目株のアメリカ代表FWリカルド・ペピ(19)もアウグスブルクに加入しており、即戦力と期待されている。ほかにもドルトムントのMFジョバンニ・レイナやRBライプツィヒのMFタイラー・アダムスなど、かねてより挑戦した選手も注目を浴びる存在となっている。

そういったなか、シーズン終了後にはブンデスの絶対王者であるバイエルン・ミュンヘンにも新たなアメリカ人選手が加入するのか。独『Spox』によると、同クラブは現在チャンピオンシップ(英2部)でプレイしているアメリカ人プレイヤーに目をつけているという。
その選手とは、ノッティンガム・フォレストに所属するDFジェド・スペンス(21)だ。右サイドバックを主戦場としながら、今季はチャンピオンシップにおける29試合の出場で1ゴール3アシストを記録している。豊富な運動量と対人の強さに定評があり、アグレッシブな攻撃参加とクロスの精度も高い同選手。移籍金に関する交渉が不調に終わったようだが、冬にはトッテナムが獲得オファーを提示していたともされる逸材だ。攻守に奮闘できる点は非常に評価が高く、現在の複数のクラブが彼の動向をチェックしているという。

今季終了後にはニクラス・ズーレが退団し、ブナ・サールの放出も濃厚となっているバイエルン。右SBのバックアッパー候補として、スペンスは悪くない選択肢と言えるだろう。そんな彼だが、はたしてこのアメリカ人DFは来季どこでプレイしているのだろうか。今後の動向には注目しておきたいところだ。

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