名将の存在に、CLでプレイすることも 守田英正に関心を寄せるとされるスポルティング移籍のメリット

スポルティング・リスボンへのステップアップが噂される守田英正 photo/Getty images

ようやくステップアップの話が回ってきた

システムを[4-3-3]にしたことで流れを掴み、アジア最終予選で好調を維持している日本代表。このシステム変更で出番を得た田中碧、守田英正は評価を上げており、彼らなくしてこの戦術は成り立たない。

そんな守田だが、ステップアップの話が出てきた。ポルトガルメディア『A Bola』によれば現在、プリメイラ・リーガで2位のスポルティング・リスボンが守田の獲得に興味を示しているという。どうやら今の中盤のスタメンであるジョアン・パリーニャとマテウス・ヌネスが来夏に移籍する可能性があり、そこで守田の名前が挙がったようだ。パリーニャの後釜としては20歳のマヌエル・ウガルテがすでに頭角を現しており、パリーニャの相方であるヌネスが移籍すれば守田が獲得される流れになるといわれている。移籍金は500万ユーロから600万ユーロになるという。

スポルティングといえばポルトガルの名門であり、そこから欧州5大リーグへのステップアップも視野に入れることのできるクラブだ。移籍濃厚といわれるパリーニャはプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドやトッテナムが興味を示しているとされており、そのユナイテッドにはスポルティングからブルーノ・フェルナンデスが移籍して大成功を収めた。そこにパリーニャも続けばよりスポルティングの評価は上がることになる。ネックなのは26歳という年齢であり、ここからどこまで成長するかにかかっているといえる。

現在はリーグ12位のサンタ・クララでプレイする守田。チーム自体は好調とはいえないが、中盤でのスキルの高さはポルトガルでも広まっているようで、ようやくステップアップの話が舞い込んできた。指揮官であるルベン・アモリムはNEWモウリーニョと呼ばれ注目される存在であり、欧州最高峰の舞台であるCLでプレイする機会も増えるだろう。持っている実力は確かなだけに続報を待ちたい。

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