40歳でも“ミニポニーテール”がピッチを駆ける セリエBからの昇格へベテランFWは戦い続けていた

ブレシアでプレイするパラシオ photo/Getty Images

今は活躍の場がイタリア2部へ

今季のセリエBは荒れ模様だ。理由の1つは、昨季セリエAから降格してきたパルマ、クロトーネ、ベネヴェントの3クラブが昇格争いをリード出来ていないからだ。

唯一ベネヴェントは4位と奮闘しているが、パルマは13位、クロトーネに至ってはセリエBなのに19位だ。もはやセリエBに生き残れるかも分からない。

現在は首位が勝ち点49のレッチェ、2位が同49でクレモネーゼ、それを1ポイント差で追う3位にブレシアがつけているが、そのブレシアで昇格へのキーマンの1人となっているのが元アルゼンチン代表FWロドリゴ・パラシオだ。
独特の小さなポニーテールがトレードマークのパラシオももう40歳と大ベテランだが、昨夏にフリーでブレシアに加入。ここまで途中出場を中心に25試合プレイし、5得点3アシストと一定の成績を残している。

この数字はFWステファノ・モレオ(6得点)に次いでチーム2番目の数字で、40歳ながらパラシオはチームにきっちりと貢献している。

パラシオがセリエBでプレイしていることを知らなかった人もいるかもしれないが、昨夏にパラシオ獲得へ手を伸ばしたブレシアの判断は正解だったと言える。

ブレシアを2ポイント差で追う勝ち点47の4位ベネヴェント、5位ACピサ、勝ち点44の6位ACモンツァなどまだまだ昇格争いは団子状態だが、最終的に1部への切符を掴むのはどこか。

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