プレミアで恩師コンテと再会のシナリオは実現するか ビダルにイングランド行きの可能性

トッテナムが獲得に興味を示しているとされるビダル photo/Getty Images

優勝請負人は夏にプレミア移籍か 

これまで欧州で数々の名門クラブをリーグ制覇に導いてきた優勝請負人は、夏の移籍市場でとうとうイングランドにも渡ることとなるのだろうか。インテルに所属するチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルに、今夏プレミアリーグ行きの可能性が浮上している。

そう伝えているのはチリ『LaTercera』だ。同メディアによると、ビダルには現在トッテナムが夏の獲得に興味を示しているという。インテルとの現行契約は今季までとなっている同選手。付帯している延長オプションを行使することで来季以降もインテルに残留することは可能だが、どうやら選手自身も移籍には前向きなようだ。

今季トッテナムを率いているのは、ビダルにとってユヴェントス時代の恩師であるアントニオ・コンテ監督。現状はインテルで控えMFという立場に置かれている同選手だが、移籍となれば勝手知ったる指揮官の下でもう一花咲かせることも可能か。
2007年にレヴァークーゼンへと加入して以降、そのキャリアでユヴェントスやバイエルン・ミュンヘン、バルセロナ、インテルといった欧州4大リーグの名門クラブを渡り歩いてきたビダル。行く先々でリーグ制覇を成し遂げてきた男の経験は、タイトル獲得を悲願とするスパーズにとって大きな力となるだろう。はたして、来季のビダルはロンドンでコンテと再会することとなるのだろうか。今後の動向には注目したい。

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