アーセナルで見せるパフォーマンスには説得力がある
近年のイングランドサッカー界からはハイレベルな若手が続々と出てきているが、ついにGKにもワールドクラス候補と呼べる者が出てきた。
現在ワトフォードでプレイするGKベン・フォスターが称賛するのは、アーセナル所属の23歳GKアーロン・ラムズデールである。
ラムズデールは今季よりアーセナルでプレイするチームの新守護神であり、昨年11月にはイングランド代表デビューも果たした。2018年のワールドカップ・ロシア大会ではエヴァートンGKジョーダン・ピックフォードがゴールを守っていたが、今年のカタール大会ではラムズデールが守護神になる可能性も十分考えられる。
現在のプレミアリーグではリヴァプールのアリソン・ベッカー、マンチェスター・シティのエデルソン・モラレスらが一流のGKと評価されているが、フォスターはラムズデールも彼らに近いレベルの現代的GKだと評価する。
「彼は自分がワールドクラスであることを示しているよ。彼にはすべての要素が備わっていて、セーブもできれば後方から繋ぐこともできる。それを毎週やっているんだ。彼のミスを目にすることは滅多にない。彼は常に同じリズムでプレイしていて、リーダーでもある」(『90min』より)。
アーセナルにとってラムズデールの補強は大当たりで、イングランド代表にとっても同選手の成長は大きい。上手くいけば今後10年近く代表のゴールを守れるはずで、イングランドが長年欲してきたワールドクラスGKの誕生が近づいている。