母国で輝きを放つミニョレ 好セーブ連発で2戦連続クリーンシートと存在感

守護神として活躍するミニョレ photo/Getty Images

現在リーグ2位のクラブ・ブルージュ

今季のリヴァプールは圧倒的な存在感を放っているアリソン・ベッカーだけでなく、カラバオカップで決勝進出に貢献するなどクイヴィン・ケレハーの活躍にも注目が集まっている。絶対的な存在であるアリソンの牙城をいずれは若きアイルランド代表GKが崩すかもしれないのだ。

そんなアリソン加入前のリヴァプールを支えた守護神がシモン・ミニョレだ。2013-14シーズンにサンダーランドからリヴァプールへ加入すると、ホセ・マヌエル・レイナの放出によって定位置を確保する。初年度からプレミアリーグで全試合に出場して好セーブを連発すると、チームをリーグ2位に導くなど大きな輝きを見せる。

その後はロリス・カリウスやアリソンの加入によって出場機会が減少するミニョレ。2019-20シーズンにはジュピラー・プロ・リーグのクラブ・ブルージュに移籍すると、すぐさま戦力として活躍する。昨シーズンは全試合に出場しており、リーグ優勝を勝ち取ったチームに欠かせない存在となった。

現在も守護神として存在感を放っており、リーグ第24節の首位ユニオン・サン・ジロワーズ戦では相手に何度も決定機を作られながら、最後までゴールを許さずスコアレスドローで勝ち点1を獲得。この試合では6本のセーブを見せ、相手攻撃陣を完封するなど大活躍となった。第25節のコルトレイク戦もクリーンシートで1-0と勝利しており、元リヴァプールの守護神は現在、母国で存在感を増しているのだ。ミニョレは現在33歳とGKでは、まだベテランという年齢ではない。このままベルギーで現役を続け、輝きを放ち続けるのか。彼の将来にも注目したい。

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