トッテナムを離れて恩師のもとへ? 再びキャリアに火をつけたいロ・チェルソの未来は

今冬移籍の可能性が浮上しているロ・チェルソ photo/Getty Images

今冬のビジャレアル移籍が濃厚に

イングランド・プレミアリーグでは思うような活躍を披露することができなかったものの、このテクニシャンは新天地で再び輝くことができるか。トッテナムに所属するアルゼンチン代表MFジオヴァニ・ロ・チェルソ(25)は、今冬のスペイン復帰が濃厚となっている。

2019年夏にベティスから引き抜かれるも、在籍2年半でトッテナムの重要な戦力とはなりきれていなかったロ・チェルソ。時折キラリと光るパスセンスを見せることもあるのだが、定位置奪取までには至らず。今季プレミアリーグでの出場はわずか9試合(先発はは2試合)のみとなっていた。

そんな状況を受けて、ロ・チェルソには移籍の噂が浮上中。英『football.london』によると、現在はビジャレアルが彼の獲得に名乗りを挙げており、トッテナムもこれを承認したという。あとはビジャレアルが現状満杯となっている登録メンバー枠を空け次第、移籍は成立する見込みとのことだ。
ベティス時代には好パフォーマンスを見せていただけに、再びのリーガ・エスパニョーラ行きとなればロ・チェルソにかかる期待は大きい。トッテナムでこそ殻を破れなかった印象も強いが、今後はスペインで復活という可能性も決して低くはないだろう。

加えて、現在ビジャレアルの指揮官を務めるのは、パリ・サンジェルマン時代の恩師であるウナイ・エメリ監督。ロ・チェルソをトップの舞台へ引き上げた当事者であることから、彼の良さはエメリが一番よく理解しているはず。恩師との再タッグ結成となれば、ロ・チェルソは再びそのキャリアに火をつけることも可能なはずだ。

今冬リーガ・エスパニョーラへの再上陸近づくロ・チェルソ。はたして、彼はここから素晴らしい逆襲劇を披露することができるか。無事ビジャレアルへの移籍が成立となれば、アルゼンチンのプレイメイカーが切る再スタートには注目したい。

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