得点力不足のユーヴェに頼もしすぎる新エース ヴラホビッチがチームを上向かせるか

ユヴェントス移籍が決まったヴラホビッチ photo/Getty Images

今季はここまで17ゴールを記録

ユヴェントスはフィオレンティーナからドゥシャン・ヴラホビッチの獲得を発表。昨シーズンに10連覇を逃し、今季も5位に沈むユーヴェが覇権奪還へ絶好調のストライカーを手に入れた。

昨季はインテルに王座を譲ってしまったユーヴェ。今季は再びスクデット獲得へマッシミリアーノ・アッレグリ監督を招へいするものの、開幕4試合勝利なしと厳しい滑り出しとなってしまう。

徐々に調子を取り戻し、現在は5位まで順位を上げたが、今季は23試合で総得点は「34」と、首位のインテル(53得点)と19得点も差が生まれている。また6位のローマから9位のヴェローナまでが40ゴールを超えており、得点力不足が目立つ前半戦となっていた。

失点数はリーグ3位の「21」と堅守のクラブを作っているアッレグリ監督。勝利を手にする1点を決めることができるエースを欲していたチームにとって現在のリーグ得点王を獲得できたのは、後半戦に向けて大きすぎる武器となるだろう。今季21試合17ゴールを決めた頼もしすぎる新エースが、堅守のチームに足りない一発を加えることが可能だ。

ユヴェントスの逆転優勝に向けてヴラホビッチがどのような活躍を果たすか。彼がフィオレンティーナの時と同じように得点を量産できれば、ユヴェントスにもトップの位置が見えてくるかもしれない。

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