アルテタの御眼鏡にかなう選手はいるのか
今冬の移籍市場で信頼できるFWとMFを探しているアーセナルだが、1月終盤となった現在でも動きはない。フィオレンティーナのドゥシャン・ヴラホビッチとの話は今でも盛んに行われているようだが、今後の動向に注目したい。
FWと並んで戦力を補強したいMFだが、ガーナ代表としてアフリカネーションズカップに参加していたトーマス・パルティが早くもチームに戻ってくる。中盤の柱となるパルティの復帰はアーセナルとしてはひとまず安心と思われたが、カラバオカップのリヴァプール戦でさっそくイエロー2枚で退場となってしまい、やはり中盤には問題が多い。
中盤の獲得必須のアーセナルだが、メインターゲットとなるのはレスターのユーリ・ティーレマンスかウルブズのルベン・ネベスとなるだろう。英『Squawka』ではアーセナルが狙っている5人の中盤戦士の名前を挙げており、ティーレマンス、ネベス、ユヴェントスのアルトゥール、リヨンのブルーノ・ギマランイス、バルセロナのフレンキー・デ・ヨングがリストアップされている。どの選手も優秀だが、守備強度の高さやプレミアでの経験を考えれば、前述したティーレマンス、ネベスを獲得するのが安パイだ。ライバルは同じく赤を基調としたマンチェスター・ユナイテッドだが、今のプレミアでの2クラブの状況を考えれば、今後良い方向へと進むのはアーセナルであり、そういった点で有利に交渉を行えるだろう。
パルティが不在となれば一気にレベルが落ちることになるアーセナル。彼と並ぶ、もしくは代役を任せられる選手の補強は必須であり、前述した5人の中から誰が獲得されることになるのだろうか。