ジェラード監督率いるヴィラが“リヴァプール化”で躍進へ? 上位進出に最強ホットライン復活か

アトレティコ退団の噂が出るスアレス photo/Getty Images

2013-14以来のプレミア復帰も

今季はシーズン途中でスティーブン・ジェラード監督の招へいに成功したアストン・ヴィラ。その勢いは止まらず、バルセロナからフィリペ・コウチーニョをレンタルで獲得するなど今冬の移籍市場も賑わせている。

そんなヴィラが来夏に向けてさらなる補強を目指しているようだ。ジェラード監督やコウチーニョとリヴァプールでともにチームメイトだったアトレティコ・マドリードのルイス・スアレスの獲得を目指していると、英メディア『90min』が伝えている。

昨季アトレティコへと加入したスアレスはチームのエースとして活躍。リーガ・エスパニョーラで32試合21ゴールを決めてチームをリーグ優勝へと導いた。今季もここまで19試合7得点とゴールネットを揺らしており、高い得点力を発揮している。
しかしスアレスは今季限りでチームを離れる可能性が高く、2022年6月末までの契約を更新しないようだ。そのため来夏フリートランスファーでの獲得ができる状況にあるウルグアイ代表FWに対して、ヴィラがアプローチを続けている。

いまだリーガ・エスパニョーラで輝きを放ち続けるスアレスであれば、プレミアの舞台でもゴールを量産することは可能だろう。コウチーニョが来季も残留することができれば、リヴァプール時代以来となるホットライン復活もあり得る。プレミアで31ゴールを決めて得点王を獲得した2013-14シーズンには、コウチーニョも5得点7アシストと活躍。コウチーニョの正確なパスやミドルシュートに加え、スアレスの圧倒的な得点力を武器に数シーズン低迷していたリヴァプールは同年のプレミアで2位と躍進を果たした。

それを中盤から支えたジェラードが、今度は監督として彼らを指揮する立場から支えることになるかもしれない。“リヴァプール化”でプレミア上位進撃もあるか、アストン・ヴィラの躍進から目が離せない。

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