EURO2024の頃にはA代表へ入ってくる者もいるはず
リヨンでは18歳のDFマロ・グストも右サイドバックとして地位を固めつつあり、同じリヨンでは18歳のMFライアン・チェルキも天才肌のプレイヤーとして有名だ。エデン・アザールを思わせるドリブルは止めるのが難しく、将来的にはフランスの攻撃の柱となれるかもしれない。
前線ではRCランス所属で今季リーグ・アン6得点と波に乗る19歳FWアルノー・カリムエンド・ムインガ、アンジェでリーグ戦2得点を挙げる18歳の逸材FWモハメド・アリ・チョも興味深いタレントだ。モハメド・アリ・チョも複数クラブからの関心を集めており、これまた大化けする可能性を秘めている。
他にはワヒと同じ2003年生まれのレンヌFWロンヌ・チャウナ、FWマティス・アブラインの18歳コンビ、さらにレンヌでは1歳下となる2004年生まれの17歳MFレスリー・ウゴチェクが主力になりつつある。188cmのサイズを誇る大型守備的MFは今季リーグ戦11試合に出場し、得点も1点奪っている。このレンヌの10代トリオは見逃せない。
さらにレンヌからステップアップした者では、2002年生まれの19歳DFブランドン・ソッピーが昨年にセリエAのウディネーゼへ移籍。セントラルMF、右のウイングバックなどをこなし、ここまでリーグ戦15試合に出場している。
セリエAではフランスのトゥールーズから昨夏にスペツィアへ移籍した19歳FWジャニス・アンティストもリーグ戦11試合に出場し、1得点を記録する活躍を披露している。
またフランス2部ではあるが、ヴァランシエンヌでは昨季から18歳のDFイスマエル・ドゥクレも主力としてプレイしている。
彼らはみなフランスの世代別代表に選ばれている者たちで、フランス代表の未来は今後も明るい。もちろんレンヌからレアル・マドリードへ向かった19歳のMFエドゥアルド・カマヴィンガも忘れることはできず、今はカマヴィンガとエキティケが1番話題を呼んでいるフランスのティーンエイジャーといったところか。
彼らは次のEURO2024あたりにはA代表へ入ってくる可能性があり、またサバイバルは激化するのだろう。タレント力ではしばらくの間フランスがサッカー界を支配することになるかもしれない。