ベストメンバー組めないバイエルン ナーゲルスマンを悩ます“離脱者多すぎ問題”

ナーゲルスマン監督はこの窮地を無事に乗り切ることができるだろうか photo/Getty Images

万全の状態なら独走体制もあり得たが

2021-22シーズン前半戦、ユリアン・ナーゲルスマン新監督の下で昨季よりもアップデートした姿を見せていたバイエルン・ミュンヘン。後半戦もこの調子をキープできるならば、今季も同クラブのブンデスリーガ制覇は堅いだろう。一時はそんな雰囲気も漂っていたが、現在の絶対王者は思わぬ形で正念場を迎えている。

その原因は離脱者の続出だ。万全の状態なら独走体制を築いても何らおかしくない今季のバイエルンだが、現状の彼らはベストメンバーで試合に臨むことが不可能な状況に陥っている。新型コロナ、負傷、アフリカ・ネイションズカップ参加……。あらゆる理由で主力が戦線を離脱しており、台所事情は相当に苦しい。

そして、そんなバイエルンの苦悩はまだしばらく続くのか。独『Sport Buzzer』によると、現地時間15日に行われるブンデス第19節のケルン戦でも、同クラブは多くの主力を欠いたままゲームに臨むこととなる可能性が高いという。GKマヌエル・ノイアーが復帰濃厚なことは朗報だが、DFリュカ・エルナンデスやDFアルフォンソ・デイビス、MFレオン・ゴレツカといった面々はまだ復帰までに時間を要する見込みと各現地メディアが伝えている状況だ。

なかでも、深刻なのは左サイドバック。独『Spox』によると、デイビスは新型コロナ感染からの復帰間近だったものの、心筋炎で再度離脱を強いられることとなっている。先日行われたボルシアMG戦では同ポジションにMFマルセル・ザビツァーを起用したナーゲルスマン監督だが、本来であればデイビスかリュカ・エルナンデスを起用したいところ。オマー・リチャーズでは物足りない面もあるだけに、ここのチョイスにはしばらく頭を悩ませることとなりそうだ。

ロベルト・レヴァンドフスキやトーマス・ミュラー、セルジュ・ニャブリ、ジャマール・ムシアラといったアタッカー陣が起用可能なのは不幸中の幸いと言えるが、中盤から最終ラインにかけてのメンバー構成に不安が残るバイエルン。今季の同クラブはここまでリーグ最少失点(18点)を誇る守備も売りだったが、主力が復帰するまではやや不安定な戦いを見せることとなってしまうのだろうか。ナーゲルスマン監督がこの窮地をどのように切り抜けるのかには注目しておきたい。

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