その影響力は試合だけではない 相次ぐビッグネームの中堅クラブ移籍で主役となる指揮官たち

アストン・ヴィラのジェラード監督 photo/Getty Images

コウチーニョとトリッピアーがプレミア復帰

2022年を迎え1月の移籍市場がオープンした。欧州でも新型コロナウイルスが猛威を振るう中、アトレティコ・マドリードのキーラン・トリッピアーがニューカッスルへ移籍し、バルセロナのフィリペ・コウチーニョがアストン・ヴィラへと加入が決まった。

どちらもスペインのビッグクラブからプレミアの中堅へと移籍する形となった。過去にトリッピアーはトッテナム、コウチーニョはリヴァプールで国内でもトップレベルの活躍を見せたプレイヤーだ。今回も前者にはマンチェスター・ユナイテッドが、後者にはアーセナルが移籍先の候補として挙がっており、ビッグクラブへの移籍も十分にあり得た逸材だ。

そんな彼らとプレミアの両クラブで共通しているのは、指揮官の存在が移籍に大きく関係していたことだ。トリッピアーはバーンリー時代にエディ・ハウ監督の下でプレイしており、同指揮官との再共演を希望し、ニューカッスルへと移籍を決めた。コウチーニョはリヴァプールでチームメイトだったスティーブン・ジェラード監督が率いるヴィラ加入を決断しており、ジェラードの影響力は大きいはずだ。

昨今は以前に比べて指揮官の戦術面を重視される時代となった。試合に勝利するためにどのようなシステムと戦術を駆使するか、指揮官の影響力は非常に大きなものだろう。同じように移籍市場でも指揮官たちの影響力が、ビッグネーム獲得へとつながっているのだ。

またプレミアのクラブは資金力の高さも他国に比べるとアドバンテージは大きい。特にニューカッスルはオーナー変更によって潤沢な資金を得ており、国内のビッグクラブに負けない力を持っている。それに加えて指揮官の持つ求心力は、今後も中堅クラブに大きな影響を及ぼすことだろう。戦術や試合だけでなく移籍市場でも主役となる指揮官たちに注目だ。

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