長友佑都は今季こそFC東京と日本代表で存在感を発揮する 原点回帰へ若手時代の「5」番を背負う

長友が守備陣をけん引するか photo/Getty Images

復調へ期待が膨らむ

FC東京が今シーズンの新たな背番号を発表した。昨季途中に加入し50番を付けていた長友佑都は5番に変更。イタリアへ挑戦する前に背負った番号に変え、チームに存在感を示すことができるか。

2021年7月にマルセイユを退団した長友は、1ヵ月以上無所属の期間が続き9月にFC東京へと復帰を果たした。無所属の時期にも日本代表へ選出されていた同選手だが、コンディションの低下を露呈してしまい低調なパフォーマンスとなってしまった。

その後FC東京へと復帰をはたした長友だが、昨季は10試合の出場にとどまりチーム内でプレイ面で存在感を発揮することはできず。それでも自身の特長を活かして運動量豊富にアップダウンを繰り返す35歳は、若手選手にとっても良い模範となったことだろう。今シーズンはプレイ面でも、さらなる活躍に期待が寄せられる。

今季はアルベル・プッチ・オルトネダ新監督の下で、ポゼッションスタイルの構築を進めていくことになるだろう。FC東京は積極的にボールを保持して攻撃的に戦う形にトライする。その中で欧州で数多くの戦術を経験した長友は、チームにとっても大きな武器となるはずだ。背番号は「5」と世界へと飛び立つ前にFC東京で最後に付けていた番号となる。自身にとっては原点へと戻る意味でも5番になったことで、若い頃に見せていた勢いのあるプレイを今シーズンは見せてくれることだろう。

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