チェルシー行きはまだ決まっていない? トルコで名を揚げたCBは今冬いったいどこへ行く

今冬の移籍が噂されているサライ photo/Getty Images

ミラン&ナポリも獲得レース参戦か

現地ではチェルシーへの移籍がほぼ決定したとの報道もなされたが、トルコで活躍するセンターバックが今季後半戦にどこでプレイするのかはまだ決定していないのか。フェネルバフチェのハンガリー代表DFアッティラ・サライには、今なお継続して他クラブからの関心が寄せられているようだ。

先日、ハンガリー代表のマルコ・ロッシ監督が「すでにチェルシー行きの交渉はまとまったようだ」と発言したことから、今冬のチェルシー行きが確実視されていたサライ。しかし、英『Daily Mail』によると、同選手とブルーズはいまだに移籍に関する合意には至っていないという。チェルシーも継続して獲得に関心は寄せているが、まだ決定事項ではなかった様子。どうやら、ブルーズはアントニオ・リュディガーの動向を見極めてからサライの交渉を進めていくようだ。

そんななか、サライには新たな新天地候補が浮上している。伊『calciomercato』によると、ACミランとナポリの2クラブはサライの今冬確保を目指しており、近々正式にオファーを提示する見込みだという。両クラブはチェルシーの動きが鈍っているうちに勝負を決めるつもりのようで、今後サライには急転直下でのセリエA移籍という可能性も出てきている。
そして、この2クラブのなかでもナポリはサライの獲得に熱心なようだ。ミランもCBの人員不足には悩まされている状況だが、同クラブは本命の補強候補としてリールのオランダ代表DFスフェン・ボットマンとの交渉を優先するとの報道が。その一方で、ナポリはすでにサライを最優先として動いているようだと伊『Leggo』は伝えている。一時はASローマのマラシュ・クンブラ獲得にも動くかと思われたナポリだが、この路線変更が功を奏することとなるかもしれない。

今季はここまでスュペル・リグで18試合に出場し、インターセプト数(30回)やクリア数(45回)などでチームトップの数字を記録しているサライ(データサイト『SofaScore』より)。身長192cmのサイズを活かした空中戦の強さや、両足で遜色なくボールを扱えるテクニックは各方面で高く評価されている。いずれのクラブも、彼を確保できれば大きな戦力となるはず。そんなサライだが、はたしてこのハンガリー代表DFは今季後半戦にどのクラブでプレイすることとなるのだろうか。今後もその動向からは目が離せない。

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