選手を獲得するお金はあるが…… 積極補強に出たいプレミア19位のクラブが直面する問題点

エディ・ハウ監督はこの問題にどう立ち向かうのか photo/Getty Images

果たして誰が来るのか

サウジアラビア系の政府ファンドグループに買収され、オーナーが莫大な資金を持つリッチなクラブとなったニューカッスルだが、未だに状況は好転していない。プレミア18試合を消化して降格圏である19位に沈んでいる。まだシーズン中盤ではあるが、何か策を打つ必要がある。

まずは今冬での積極補強だ。新オーナーの資産はお金持ちクラブとして知られるフランスのパリ・サンジェルマンを上回るといわれており、当時バルセロナからネイマールを引き抜いた2億2000万ユーロを出せるだけのお財布の豊かさはあるはずだ。

各メディアもそれを知ってか、噂される選手はビッグクラブに所属していることが多く、期待が高まる。

英『The Sun』によればマグパイズはリヨンに所属するMFルーカス・パケタの獲得を目指しているという。データサイト『transfermarkt』によれば市場価値は3500万ユーロとのこと。リッチなニューカッスルからすれば買えない選手ではない。

しかし、パケタはこのオファーを拒否したようだ。報道によればブラジル代表MFは移籍を希望しているが、それはリヨンが今季CL、もしくはELといった欧州のコンペティションを逃した場合であり、欧州のコンペティションがなく、降格争いをしているニューカッスルに移籍するメリットがあまりないのだ。

パケタだけでなく、ニューカッスルからオファーされている選手の多くが考えていることだろう。もちろん、近い未来には同じく買収されたことで格を上げたマンチェスター・シティやチェルシーのようなクラブになる可能性がある。しかし、現状のマグパイズは18試合で1勝の弱小クラブとなっており、ここから大逆転で残留する見込みは少ないだろう。ましてや24歳で成長真っ只中の選手が2部でのプレイを覚悟で移籍するかと聞かれれば、非常に悩むことは間違いない。

お金はあるが、このように引き抜きが難しい新生ニューカッスル。ここはクラブフロントの腕の見せ所だが、チームに合った選手を見つけ、残留に導くことはできるのだろうか。

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