フェラン・トーレスには6000万ユーロの移籍金が必要 今一度考えたいバルセロナの補強ポジション

バルセロナの補強ターゲットになっているフェラン・トーレス photo/Getty Images

この金額は高すぎる

クラブOBであるシャビ・エルナンデスが監督に就任し、過去の栄光を取り戻そうと奮闘しているバルセロナ。直近のエルチェ戦では見事3-2での勝利を収めており、公式戦4試合ぶりの白星となった。次節は難敵セビージャとなっており、連勝を目指したい。

そんなバルセロナだが、今冬での動きが注目されている。特にFWを獲得するとの報道が多いが、本命はまだマンチェスター・シティのフェラン・トーレスのようだ。

ジャーナリストで移籍市場に精通しているファブリシオ・ロマーノ氏によれば、次の移籍市場で最優先に獲得するのがトーレスだという。バルセロナはシティに約5000万ユーロを提示しているが、シティは6000万ユーロでの交渉を望んでいるとのこと。もし、ここでの交渉が成立しなければ、チェルシーのハキム・ツィエクをプランBとしているようだ。

以前からFWの補強を目指しているようだが、トーレスはギャンブル性が高い。シティではブレイク寸前にまで行ったが、運悪く怪我で離脱しており、10月からプレイできていない。個別でのトレーニングは再開しているようで、年明けにはピッチに立てそうだが、以前までのパフォーマンスに戻せる保証はない。であれば、エルチェ戦で活躍したフェラン・ジュグラに今後も出番を与えるべきだ。

それ以外にも、守備陣では物足りないポジションが多く、移籍金を後ろに回しても悪くないだろう。センターバックではジェラール・ピケのスピード不足がたびたび指摘されており、彼に代わる頼れるディフェンスリーダーが欲しい。

財政難でありながらも、高額のトーレスを狙うバルセロナ。確かに復活には能力のあるFWが必要だが、若手の台頭もあり、守備陣に目を向けるのも悪くないかも知れない。

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