ニューカッスルは冬の移籍市場で守備を強化すべき リーグワースト41失点のずさんな現状

ニューカッスルの指揮を執るエディ・ハウ photo/Getty Images

トリッピアーは良い獲得候補だ

サウジアラビア系の政府ファンドグループに買収されたニューカッスル。新監督に戦術家として知られるエディ・ハウを招集し、残留を目標にシーズンを戦っているのだが、そう現実は甘くなかった。18試合を消化して勝ち点は10ポイントと、降格圏内である19位に沈んでしまっている。

直近のリーグ戦ではホームにマンチェスター・シティを迎えたが、結果は0-4での惨敗に。守備陣の連携ミスから先制点を献上すると、そのまま主導権を握られ、失点を防ぐことはできなかった。前述した守備でのミスはひどく、今冬での守備陣の強化は必須だろう。

そこで候補に挙がっているのが、英『90min』によればアトレティコ・マドリードのキーラン・トリッピアーだ。過去にはトッテナムでもプレイした選手でスペインでも継続した出場機会を得ている。両サイドバックを高いレベルでこなせる選手であり、可能であれば獲得するべきだ。

目ぼしい獲得候補はこのくらいだが、最終ラインすべての選手を変えたほうが賢明だと思えるくらいには、マグパイズの守備陣はずさんだ。41失点はリーグでもワーストであり、ハウ就任後も改善は見えない。

逆に攻撃陣は面白いタレントが揃っており、王者シティのゴールマウスを脅かすことに成功している。枠内シュートは1本ともうひと頑張りする必要はあるが、中盤で起用されているジョエリントンは推進力のあるドリブルで攻撃を押し上げており、アラン・サン・マクシマンもキレのあるドリブルは相変わらず止められない。アーセナルからやってきたジョー・ウィロックも面白い人材であり、今冬での移籍市場では守備陣の強化に充てるべきか。

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