来季J2で見るには惜しい人材 年間ベストイレブンに選ばれた徳島ヴォルティスのゲームメイカー

徳島の攻撃を操る岩尾 photo/Getty Images

一年での復帰となるか

現浦和レッズのリカルド・ロドリゲスと共にJ2を制し、今季J1を舞台に戦った徳島ヴォルティス。攻撃的な面白いサッカーを展開するチームであったが、いかんせん安定感が足りず、一年でまたJ2に逆戻りとなってしまった。

それでも、指揮官であるダニエル・ポヤトスとクラブは契約を更新しており、来季も徳島を率いることが決まっている。国内メディアでのインタビューでは「絶対に一年で戻ってくる」とコメントしており、期待が高まる。

そんな徳島だが、昇格のキーマンとなるのはキャプテンのMF岩尾憲だろう。

湘南ベルマーレ、水戸ホーリーホックでプレイし、2016年から徳島でプレイする岩尾。2017年にはキャプテンを任されており、今季も37試合に出場するなど、チームの中心人物である。

中盤からパスでゲームを作ることのできる岩尾は[4-3-3]のアンカーや[4-5-1]のダブルボランチで起用されている。とにかく止めて蹴る技術が高く、ショートパス、ロングパスと豊富な種類のキックを蹴り分け、ボールを供給することができる。守備でも鋭い読みからのインターセプトが見られており、攻守で輝ける選手だ。また、PKも落ち着いて決める冷静さを持っており、今季は2本中2本を確実に決めている。

さらにデータサイト『Opta』が選んだ2021年の年間ベストイレブンに岩尾が選出されている。他の選手では得点王のレアンドロ・ダミアンや前田大然、中盤では優勝した川崎フロンターレから脇坂泰斗が選ばれており、岩尾の能力の高さがうかがえる。

33歳となった今でも中盤で欠かせない存在となっている岩尾。彼が作り出す安定感は徳島の中でも唯一無二であり、来季もその働きに期待したい。

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