横浜FCはJ2降格も…… J1での2年間で大きな飛躍を見せた松尾佑介

J1で大きく飛躍する松尾 photo/Getty Images

J1通算10得点を記録している

2019シーズンにJ1昇格を果たし今季2年目を迎えた横浜FC。昨季は降格がなかったが、15位と本来であればJ1残留となる順位でシーズンを終えるなど健闘した。中位への浮上を目指した今季だったが、昨シーズンのような浮上はできず、20位と最下位でJ2降格となった。

その横浜FCで昨季ブレイクを果たしたアタッカーが松尾佑介だ。浦和レッズユースから仙台大学へ進学すると、4年生だった2019年にはJ2を戦うクラブで強化指定選手に登録され、21試合6ゴールでJ1昇格に貢献。J1初挑戦の昨季も、ルーキーながら20試合7ゴールと結果を残して横浜FCを代表するMFへと成長した。

しかし今季は以前のような活躍を見せることができず。30試合に出場するも3得点に終わり、昨シーズンの輝きを放つことはできなかった。それでもスピードとドリブルで相手を翻弄し、フィニッシュへと持っていく形は彼の大きな武器。J1の舞台でも自身の持ち味を発揮できており、今後もさらなる成長に期待がかかる。

クラブはJ2へ降格となったが、来季の松尾はどこでプレイするのだろうか。昨季から高い評価を得ているドリブラーにはJ1クラブも目を光らせているかもしれない。彼のポテンシャルであれば“個人残留”もあり得るが、オフシーズンの松尾にも注目だ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ