「ソンのいないスパーズはイメージできない」 プレミアで《75ゴール》も奪う圧巻の得点力

トッテナムで活躍続けるソン・フンミン photo/Getty Images

スパーズの歴史に残るアタッカーに

大エースのハリー・ケインがリーグ戦12試合で1得点1アシストと苦戦する中、トッテナムを引っ張るのは韓国代表FWソン・フンミンだ。

今節ブレントフォードと対戦したトッテナムは、相手のオウンゴールとソン・フンミンのダメ押し弾で2-0と勝利。序盤から苦戦してきたが、順位も6位まで浮上してきた。

ソン・フンミンは今回のゴールがプレミアリーグ通算75点目。トッテナムの選手としては歴代5番目の多さなのだ(『Squawka』より)。
トッテナムの選手としてプレミアリーグでソン・フンミンより多くの得点を記録しているのは、ロビー・キーンとジャーメイン・デフォー(ともに91得点)、テディ・シェリンガム(97得点)、そして現エースのケイン(167得点)だ。

ケインの得点数がずば抜けているが、ソン・フンミンの数字も見事だ。いつまでトッテナムでプレイするか分からないが、このまま続ければシェリンガムの数字を超えて歴代2位に入れるかもしれない。

マウリシオ・ポチェッティーノを解任してからのトッテナムはジョゼ・モウリーニョ、ヌーノ・エスピリト・サント、現在のアントニオ・コンテとバトンを繋いできたが、すべての指揮官がソン・フンミンを主軸に据えている。

やはりプレミアリーグのスピードに適応するだけの推進力を持っているのが大きく、カウンターアタックも得意だ。ゴール前での決定力も高く、指揮官としてはソン・フンミンを外す理由がない。

ケインの得点数が伸びてこない中でソン・フンミンが奮闘しているのは大きく、SNS上ではサポーターから「ソンのいないスパーズはイメージできない」との声も上がっている。復活を目指すコンテ政権でも中心人物となっていきそうだ。

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