昨季オランダでは19ゴールも決めたのに…… ドルトムントでもがくオランダの逸材FW

今季からドルトムントでプレイしているマレン photo/Getty Images

大きな期待を背負って加入も

満を持してステップアップを果たしたはずだった。しかし、今夏オランダからドイツの強豪クラブへと渡った若手アタッカーが苦しんでいる。

その若手アタッカーとは、今夏PSVからドルトムントに加入したオランダ代表FWドニエル・マレン(22)だ。昨季はエールディビジで19得点の大活躍を披露したヤングスターだが、新天地では相当に苦しいスタートを切ることとなった。今季ここまでに公式戦で決めたゴールはたったの「1」。移籍前にはオランダ屈指の有望株と目されていた男も、ブンデスでは大きな壁にぶち当たっていると言っていい。

加えて、マレンは新天地でそこまで出場機会に恵まれていないわけでもない。むしろ、ここまで公式戦17試合で起用されているのは、当初考えられていたよりもハイペースと言えるだろう。現在、ドルトムントは絶対的エースであるFWアーリング・ハーランドが負傷離脱中。その影響もあって、マレンには決して少なくないプレイタイムが与えられている。そのなかで、ここまで結果が出ないというのは少々厳しいと言わざるを得ない。
移籍初年度とはいえ、すぐに結果が求められるなかでもがくオランダの逸材。はたして、マレンは無事に今後ゴールを積み重ねていくことができるのか。プレイ自体のフィーリングはそこまで悪くないだけに、早めにこの状況は打開しておきたいところだが……。

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