守備陣のテコ入れ必須な新生ニューカッスル 補強第1号はボーンマス時代の教え子か

ネイサン・アケの獲得を目指すニューカッスル photo/Getty Images

まずは守備を修正するべきだ

戦術家エディ・ハウが指揮官に就任したニューカッスル。新オーナーがチームを買収したことを皮切りに監督交代が行われ、次は冬の移籍市場で多くの選手を獲得するだろう。現状のチームは前線のメンバーにはミゲル・アルミロンやアラン・サン・マクシマンと名のある選手はいるが、後方はこれといった選手はいない。失点数も最下位ノリッジに次ぐ数字であり、次の移籍市場ではDFをメインに補強が行われるとみられる。

新生マグパイズの補強第1号となりそうなのが、マンチェスター・シティのDFネイサン・アケだ。

チェルシーで育ちトップチームデビューするも、出場機会を得られなかったオランダ代表DFはローン移籍で各クラブを転々とし、2016年にボーンマスに加入。すると、当時ボーンマスの監督であったハウに鍛えられ、その後チームの中心としてプレミアを戦いマンCに売却されている。

英『90min』によればマグパイズの新指揮官はボーンマス時代の頼れる教え子たちの獲得を希望しているようで、アケに加え現チェリーズのジェフェルソン・レルマ、ロイド・ケリーの獲得を目指していると報じられている。

そんなアケはセンターバックを主戦場とするレフティで、サイドバックや中盤をこなすことのできるユーティリティ性も持っている。マンCでは主にルベン・ディアス、ジョン・ストーンズの控えだが、ピッチに立てば頼れるDFとしてチームに貢献することができる。しかし、このままでは前述した2人の牙城を崩すことは厳しく、獲得できる可能性はあるだろう。移籍金については報じられていないが、マンCはアケを約53億円で獲得しており、同程度の予算が必要となるか。

守備陣へのテコ入れが必要なニューカッスル。アケは怪我も少なく、ハウの教え子と獲得するにはピッタリな選手だ。シーズン途中でマンCが手放す可能性は低いとも考えられるが、どうなるか注目だ。

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