ベトナム戦での“長友外し”はあり得る? 今後を見据え収穫のある試合にしたい11月の代表戦

ベトナム戦での左SBは誰になるか photo/Getty Images

左SB問題は今後も続きそうだ

2022年に予定されているワールドカップ・カタール大会に向けたアジア最終予選を戦っている日本代表。先日、日本サッカー協会から代表戦を戦う27名が発表されており、彼らに命運が託された。

そんなサムライブルーは11日にベトナムとの一戦を予定している。ベトナムはここまで4敗と白星がなく、日本としてはここで確実に勝ち点3を獲得したい。

そこで重要となるのは先発の選手たちだが、森保一監督は左サイドバックに誰をチョイスするのか。27名の中で左SBに該当する選手は長友佑都、中山雄太、旗手怜央の3名だ。もっとも旗手に関してはDF登録というだけであって、クラブでは前線のポジションで起用されているため、予測が難しい。

であれば、ベテランの長友か若手の中山となるのだが。フランスからの帰国以降、長友のパフォーマンスはそこまで良くない。直近の横浜F・マリノス対FC東京の試合では左SBとして先発しているが、まさかの8失点を喫して敗れてしまった。直接の長友のミスから失点したわけではないが、最終ラインにポジションを取る選手としては改善が必要なようだ。

かといってズヴォレの中山も絶好調というわけではない。チームはオランダリーグで現在最下位であり、リーグ戦では2連敗中だ。直近の試合でもスタメン落ちしており、ベトナム戦で森保一監督が抜擢するかといわれればこれまでの傾向を見ても可能性は低い。それでも、このまま低調の長友を起用せず、中山に世代交代すれば収穫のあるベトナム戦となるだろう。

このように絶対的な左SBがいない日本代表だが、国内では怪我で離脱しているが浦和レッズの明本考浩、鹿島アントラーズの安西幸輝のように優秀な選手はおり、長友外しも視野に入れながら今後の人選を行うべきか。

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