南野にも期待したい“前線のマルチワーカー”の働き フィルミーノにもマネにもなれる男

1ゴールを決めたジョタ photo/Getty Images

マンU戦では左ウイングに

プレミアリーグ第9節でリヴァプールはマンチェスター・ユナイテッドと対戦。5ゴールを奪い歴史的な大勝を果たした。この試合で1ゴールを決めたディオゴ・ジョタは、前線において大きな貢献度を誇っている。

1点を先制したリヴァプールは中央でナビ・ケイタが受けると、オーバーラップしたトレント・アレクサンダー・アーノルドが低いクロスを送る。このボールに合わせたジョタがゴールネットを揺らして13分でリードを2点に広げた。

今季序盤戦ではロベルト・フィルミーノが離脱した関係で3トップの中央を主戦場としたジョタ。中央で先発した試合では、中盤に下りてポゼッションに参加するだけでなく積極的な守備からボールを奪ったり、前線に起点になるなど多くのタスクをこなした。

今節ではサディオ・マネの代わりに左ウイングでスタメン出場したジョタは、積極的に仕掛けてアンドリュー・ロバートソンとのコンビで左サイドを制圧。得点シーンのように中央へと顔を出すこともでき、途中からマネを投入した後もウイングの位置でチームに大きく貢献した。

リヴァプールの中では絶対的な存在だったフロントスリーのポジションを脅かしているジョタ。彼は出るポジションによって様々なタスクをこなすことが可能である。リヴァプールで出場機会を得られていない南野拓実にも彼のような貢献度に期待がかかっているはずだ。ジョタの活躍はチームを大きく助けており、第2のジョタが現れることでチームの層は分厚くなっていくことだろう。

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