移籍希望も高すぎて払えるクラブがない? マンCで活躍するしか道が無いイングランド代表FW

スターリングを欲しがるクラブは現れるのか photo/Getty Images

ルカクのようにチームを変えて復活するのもありだが

先日のCLグループステージではクラブ・ブルージュに勝利し、グループAの2位に浮上したマンチェスター・シティ。プレミアでもここまで好調を維持しており、リヴァプール、チェルシーに次ぐ3位となっている。また、コール・パルマーのような若手選手も頭角を現しており、良い流れが出来ている。

しかし、FWラヒーム・スターリングだけはスランプから抜け出せていない。一時はシーズンに20ゴール以上奪うチームの得点源だったイングランド代表FWだが、今季はここまで1ゴールのみに終わっている。その影響からか前線での序列が下がっており、本職であった左ウイングでの出番は無くなってしまった。また、本人はメディアのインタビューで移籍を示唆しており、冬、もしくは来夏で移籍する可能性がある。

そこで噂に挙がっているのがバルセロナと古巣リヴァプールだ。英『Sport Witness』によればこの2クラブが特に興味を示しているが、マンCはスターリングの放出に約70億円から約80億円を求めており、この移籍金が障壁になっているという。

しかし、バルセロナに関しては抱えきれない負債があるともいわれており、スターリングにこの金額を出すかというのは微妙なところ。次にリヴァプールだが、ターゲットとしては間違っていない。現状ではディオゴ・ジョタを含めた前線の4人が圧倒的であり、彼らに割って入れる人材が欲しい。スターリングは現在絶不調だが、インテルで復活したロメル・ルカクのようにチームの変化などで活躍できる可能性は十分にある。しかし、リヴァプールも財政が豊かなクラブではなく、スターリングだけに80億円近い額を支払えるのかは分からない。

移籍が噂されるが少し現実味の無い話が多いスターリング。序列が下がったとはいえ、マンCではクラブ・ブルージュ戦のように出場機会は与えられており、まずはプレミア王者で指揮官から信頼を取り戻すべきか。

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