“NEXTアザール”とはなれずに終わる? チェルシーで燻る若きNo.10の現在地

チェルシーでなかなかブレイクできないプリシッチ photo/Getty Images

怪我で満足に試合に出場できず

加入当初は入れ替わりでレアル・マドリードへと向かったベルギー代表FWエデン・アザールの後継者になると期待されていたものの、いまだにこのアメリカ代表FWはチェルシーで定位置を掴むことができていない。大きな期待をかけられていた人材ではあるが、このままクリスティアン・プリシッチは殻を破ることができないまま終わってしまうのか。

2019-20シーズン開幕からチームに合流して以降、まったく輝く機会がなかったというわけではないものの、ここまではどうにも物足りない印象が強いプリシッチ。良いプレイを見せるときは手がつけられないのだが、その稼働率の低さも相まってチェルシーファンからの評価は伸び悩んでいると言っていい。今季もここまで出場したのはUEFAスーパーカップ1試合とプレミアリーグ1試合の計2試合のみ。新型コロナウイルスや足首の怪我の影響で、満足にプレイすることができていない。

加えて、そんな状況下における彼自身の振る舞いにもファンの不満は溜まっている。現在は負傷によって戦線を離脱しているプリシッチだが、自身のSNSでは楽しくバスケットボールに興じる動画やアメリカンフットボールの試合観戦をしている写真などを公開。チームの力になることができていないなかで、一体何をやっているのかというファンも少なからず出てきている状況だ。チェルシーでの存在感は薄くなる一方だが、本人に危機感はそれほどないのだろうか。

しかし、このまま状況が変わらなければ、どれほど才能があろうとそう遠くないうちにチェルシーにも我慢の限界は来ることだろう。はたして、そのタイムリミットを迎える前に、プリシッチは本来の実力を継続的に披露することができるのか。まだ彼が“NEXTアザール”になると期待している人もいるはず。その期待に応える活躍を期待したいところだが、はたしてプリシッチの運命やいかに。

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