勝ち点で並ぶ浦和と神戸の上位対決 注目は数試合得点なき“浦和の新エース”

神戸相手にゴールネットを揺らせるか photo/Getty Images

神戸と相性の良いユンカー

浦和レッズは10月2日に勝ち点54で並ぶヴィッセル神戸と対戦する。AFCチャンピオンズリーグ出場圏内へ勝てば頭ひとつ抜けることができる一戦。注目したい選手がキャスパー・ユンカーだ。

今季浦和へ加入後し、すぐさま得点を量産。強烈なデビューとなったユンカーは、今季J1では17試合で8ゴールを決める活躍を見せている。

しかしJデビューから6試合で7得点を記録するも、その後はゴールから遠ざかっているユンカー。第26節のサンフレッチェ広島戦から得点なく、決定機を外してしまうシーンも少なくない。中断期間での怪我や、初めて過ごす日本の夏の影響も少なからずあるだろう。また江坂任の補強によって途中出場が増えており出場時間自体が減っていることも関係している。

そんな状況下での神戸戦だが、埼玉スタジアムで対戦した前回は、チームの2点目をマークしているユンカー。またルヴァンカップのプレイオフステージの2ndレグでも得点を記録しており、神戸は相性の良い相手といえるだろう。得点が取れていないエースに相性の良い神戸との上位対決でゴール量産となる可能性もあるはずだ。

神戸戦も前線は江坂と小泉佳穂の2人が予想されるが、途中出場でユンカーがどのような活躍を見せるか。デビューとともに強烈なインパクトを残したユンカーは、終盤戦でも再びその得点能力を発揮することができるか期待だ。

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