ここまで対照的なノースロンドンの2クラブ スパーズの救世主となりえる“アジアのスーパースター”

ケインが不調ならばソン・フンミンが最も警戒すべき相手だ photo/Getty Images

重要な一戦だ

新監督にヌーノ・エスピリト・サントを招聘したトッテナム。移籍市場では若く有望な選手を獲得し、エースのハリー・ケインは残留。更に開幕から3連勝とクラブに良い流れがあった。

しかし、プレミアでのクリスタル・パレス戦の敗戦をきっかけに主力の怪我やケインの不調と一気に流れが悪い方向へと傾いてしまっている。

そんなスパーズが週末のリーグ戦で迎えるのがノースロンドンのライバル、アーセナルとのダービーマッチだ。ガナーズはトッテナムと対照的に開幕から3連敗と苦しく、監督であるミケル・アルテタ解任まで囁かれていた。しかし、代表ウィークが終わると一気に2連勝に成功。ダービーに勝てば3連勝と絶好調になる。開幕直後は正反対な成績の2クラブだが、今やアーセナルが押せ押せムードを漂わせている。

ライバルを相手に負けられないスパーズは、攻撃陣の奮起が必要か。ここまでリーグ戦では5試合を消化したが、3得点と少なく複数得点は未だに無い。それに比べ守備陣はここまで6失点。少ない数字ではないが、クリーンシートは3試合。守護神ウーゴ・ロリスや期待の若手であるジェフェット・タンガンガを中心に体を張ってゴールを守っている。

前線で期待できそうなのはやはりソン・フンミンか。開幕戦でマンチェスター・シティ相手に見せたゴールは素晴らしく、調子も悪くなさそうだ。代表戦で負傷したようだが、チェルシー戦では復帰しており、週末のノースロンドン・ダービーにも問題なく出場できるだろう。

3連敗は避けたいスパーズ。このタイミングで調子を上げてきたアーセナルは厳しい相手になることが予想されるが、ここで勝ち点3を獲得して悪い流れを断ち切りたい。

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