コンテがプレミア復帰で”リアリスト”の本領発揮か 昨季はセリエA優勝も現在はフリー

インテルをセリエA制覇に導いたコンテ photo/Getty Images

イタリア国外での挑戦を希望するコンテ

各国欧州リーグが開幕しているものの、昨季セリエAを制した優勝監督がいまだフリーのままである。インテルの元指揮官・アントニオ・コンテだ。

同クラブでイタリア王者となったものの、財政難により退任となったコンテ監督。他クラブの監督人事には度々名前が挙がっているも結局実現には至らなかった。プレミアリーグやセリエAでの優勝経験のある名将が次に率いるクラブはどこになるだろうか。

オフシーズンにはトッテナムへの就任も噂されたコンテだが、ダニエル・レヴィ会長との資金面で折り合いがつかずに交渉は決裂した。シーズンが始まっており、監督解任の話がない限りは難しいかもしれない。

その中で可能性として挙がっているのがプレミアリーグ開幕2連敗スタートのアーセナルだ。2試合とも0-2と敗れており、次節のマンチェスター・シティ戦に敗れると最下位の可能性もあるガナーズ。ミケル・アルテタ監督の進退問題に発展しており、厳しい船出となっている。

万が一アルテタが解任となれば、コンテも候補の1人として挙がるだろう。コンテのスタイルとしてはアーセナルが築き上げてきたパスサッカーとはかけ離れたリアリストだ。しかし結果を求められるビッグクラブで、5シーズン連続でトップ4入りを逃しているアーセナルには劇薬となるかもしれない。

英紙『Mirror』のインタビューでコンテ監督は、イタリア国外での挑戦を希望していると語っている。昨季インテルでトップに立ち、プレミアリーグのタイトルも持っている男が再びイングランドの上陸する可能性もあるだろう。

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