“現代型最強CB”の所以はここにあり ロングフィードで得点の起点にもなるリヴァプールの大黒柱

連勝に大きく貢献したファン・ダイク photo/Getty Images

ここまで無失点のリヴァプールを支えるファン・ダイク

昨季と今季のリヴァプールで大きく変わった点はCBの安定感だろう。チームの大黒柱であるフィルジル・ファン・ダイクの復帰は何よりも大きな補強となっている。

プレミアリーグ開幕戦でスタメン復帰を果たしたファン・ダイク。第2節のバーンリー戦でも同じく怪我から復帰したジョエル・マティプとともにCBのコンビを組むと、守備で圧倒的な存在感を示してここまで無失点を続けている。

そんなファン・ダイクが攻撃面でもチームに変化をもたらした。チームの2点目となるサディオ・マネのゴールシーンで起点となったのはファン・ダイクのフィードからである。相手の守備への比重が左へと寄っていたタイミングで逆サイドへの高精度なパスを供給。それを受けたハーヴェイ・エリオットから得点が生まれている。

決定機を創出する1つ目のパスを入れることができるファン・ダイク。この試合でも開幕戦の9本を超える「11」本ものロングボールを蹴っており、昨季に彼が離脱した後のリヴァプールでは見られなかった数字である。無失点というだけではなく得点の起点にもなれる”現代型最強CB”が今季のリヴァプールをトップへと導くかもしれない。

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