「日本でプレイすることに価値がある」 元ノルウェー代表が移籍を希望するJリーグの価値

日本行きを希望したバケンガ photo/Getty Images

こういった評価はありがたい

FKボーデ/グリムドからキャスパー・ユンカーを、ミッティランからアレクサンダー・ショルツを獲得した浦和レッズ。一方、ピアスト・グリヴィツェからポーランド代表のヤクブ・シュヴィルツォクを獲得した名古屋グランパス。

ユンカーとショルツは北欧から、シュヴィルツォクは東欧から日本に参戦しており、ユンカーの加入から代表級選手の日本移籍が増えている。現状ではユンカーのみがピッチに立っているが、ショルツ、シュヴィルツォクの肩書を見てもユンカー並みの活躍が期待されている。

ユンカーの浦和加入からヨーロッパの代表級選手の移籍の流れが出来ており、ノルウェーメディアである『Nettavisen』によれば元ノルウェー代表のムシャガ・バケンガが日本のクラブからオファーがあったことを明かし、日本行きを希望していると報じている。コメントの中では「日本に行きたい。成長したいという僕の願いに合っている。そこに価値があることも分かっている」と発言しており、移籍に前向きなようだ。しかし、同時にサウジアラビアのクラブからのオファーを受け取っており、現状では移籍先はまだ決まっていないと思われる。

また、先日のEURO2020で活躍したヴィッセル神戸所属のトーマス・ヴェルマーレンはベルギー代表としてベスト8に進出している。そこでのメディア対応では「Jリーグを過小評価してはいけない。彼らの特徴はとても素早く、機敏なところだ。だから私も多くのことを試されている」と語っており、日本のリーグを評価しているコメントを出している。

日本行きを希望したバケンガがJリーグを熱望するのは様々な要因が考えられるが、前述したレベルの高さもその一つではないだろうか。

実際に選手のキャリアは短く、その大事な期間をヨーロッパから離れたアジアの地で過ごすのは難しい選択にもなるだろう。それでも、バケンガが自身の成長を考えて、Jリーグを選択肢の一つに入れている。

日本人選手が成長のために海外移籍を選ぶことが多いため、どうしても欧州よりもJリーグを下に考えてしまうことがある。それでも、ヴェルマーレンのような日本のリーグを評価してくれる選手の存在は日本サッカーの発展を象徴するもので、現状では欧州がサッカーの中心となっているが、近い将来日本のリーグもそれに近いレベルまで成長できるかも知れない。

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