“超弩級”の逸材MFはブンデスでどこまで通用する ライプツィヒが抱える20歳

ザルツブルク時代から注目を集めていたショボスライ photo/Getty Images

逸材MFがついに新天地デビュー

RBライプツィヒが期待する新鋭MFは2021-22シーズンこそ本来の実力を発揮することができるか。新天地における最初の半年間は不本意な時間を過ごすこととなってしまったが、新シーズンに向けてハンガリー代表MFドミニク・ショボスライ(20)にかかる期待は大きい。

ザルツブルク時代には高精度のパスに豪快なミドルシュート、前線のスペースに飛び込む走力の高さで違いを見せていたショボスライ。あらゆるプレイを高次元でこなすことから、一部からはポジションこそ違えど『アーリング・ハーランドに匹敵する才能』(オーストリア『Laola1.at』)と表現されることもあった。結局、昨季は鼠径部の怪我によって新天地での出場はゼロに終わったが、その能力は世界に数多くいる有望な若手の中でも頭ひとつ抜けていると言っていいだろう。

そんなショボスライが、2021-22シーズンはついにライプツィヒで最高級の輝きを放つかもしれない。独『Sky Sport』によると、同選手は現地時間17日に行われたAZ(オランダ)とのトレーニングマッチで新天地デビュー。前半戦のみのプレイとなったが、随所でクオリティの高さは窺い知ることができた。試合後、ジェシー・マーシュ監督も「まだ100%ではないが、この時期では十分なパフォーマンスを見せてくれた」と語っており、仕上がりは順調なようだ。この調子で調整を続ければ、開幕時には問題なく期待通りのプレイを披露することができそうだ。
怪我の影響によってここ半年間はピッチから離れることとなっていたものの、2021-22シーズンは万全の状態で開幕を迎えられそうなショボスライ。はたして、初挑戦となるブンデスリーガでこの20歳はどこまで通用するのだろうか。公式戦デビューの瞬間が今から待ち遠しい。

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