黄金の最終ラインにまた逸材? ペップ・シティで輝くかもしれない次世代CB

2018-19シーズンにはトップデビューも果たしているサンドレル photo/Getty Images

またCBに優秀な人材登場か

ルベン・ディアスとジョン・ストーンズを筆頭として、アイメリック・ラポルトやネイサン・アケといった優秀なセンターバックを多数抱えるマンチェスター・シティ。2019-20シーズンには各方面から同ポジションが大きな弱点とも言われていたが、今やCBはペップ・シティの大きな強みとなっている。

そんなマンCのディフェンスラインで、そう遠くない未来にまたも優秀な人材が頭角を現すかもしれない。期待をかけたいのは、現在U-23カテゴリでプレイしているDFフィリップ・サンドレル(24)だ。

2018年夏にエールディビジのズヴォレから加入し、来季でマンC移籍後3シーズン目を迎えるサンドレル。昨季は怪我の影響もあってプレミアリーグ2で5試合の出場にとどまったものの、その才能は各方面から高く評価されている。

なかでも、最大の武器は身長190cmのサイズを武器にした空中戦での強さ。その対人性能の高さから、ズヴォレ時代に彼を指導したヨン・ファント・シップ監督は、彼のことを「NEWファン・ダイクかはわからないが、きちんと成長すれば彼をも超える選手になるかもしれない」と評したほどだ。

そのほか、アグレッシブな持ち上がりも魅力的なサンドレル。ドリブル技術にはかなりの自信があるようで、ズヴォレ時代から積極的に最終ラインからドリブルを仕掛ける姿は見受けられた。仕掛ける回数が多いだけにロストしそうな場面も多々発生していたが、この姿勢自体はペップ・シティのCBにとって必要なものだろう。荒削りな才能だが、磨けば非常に興味深い存在となる可能性はあるはずだ。

そんなサンドレルにはジョゼップ・グアルディオラ監督も一目置いている様子。2020-21シーズンにU23チームを率いたエンツォ・マレスカ監督も、今年4月には「準備ができたら彼はすぐにでもトップに合流すると思う。トップチームのスタッフはいつもフィリップのコンディションについて訊いてくるからね」と発言している。このコメントからも、マンCはコンディションさえ整えばサンドレルをトップに帯同させたい考えを持っているはず。そのチャンスを生かすことができれば、サンドレルには輝かしい未来が待っているかもしれない。

R・ディアスとストーンズのコンビが安定している以上、来季いきなりブレイクを果たすことは難しいかもしれない。しかし、マンCが抱えるもう一人の逸材DFに注目しておいて損はないか。今夏エリック・ガルシアを失ったシチズンズだが、まだまだ楽しみな才能は揃っている。

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