“サッリ流”にも対応可能? ラツィオが狙うドイツ産のテクニシャン

ラツィオが獲得に乗り出しているとされるブラント photo/Getty Images

ボールスキルに長けた25歳MF

今夏インテルへと引き抜かれたシモーネ・インザーギ前監督の後任として、2021-22シーズンはマウリツィリオ・サッリ監督の下で開幕を迎えることとなったラツィオ。指揮官以外にも、夏の移籍市場ではFWホアキン・コレアなど主力数名に移籍の噂が浮上しており、チームが新たなサイクルを迎えようとしている印象は強い。

そんななかで、ラツィオは新たな攻撃陣の要となる選手をドイツから連れてくることとなるのだろうか。伊『Gazzetta dello Sport』によると、同クラブは放出の噂が流れる主力の穴埋め役として、ドルトムントに所属するMFユリアン・ブラント(25)の獲得に乗り出しているという。

2020-21シーズンはMFジュード・ベリンガムなどの台頭により、ドルトムントでの出番は限られていたブラント。しかし、その実力には確かなものがあるだけに、ラツィオとしてはこの上ない補強候補と言えるか。データサイト『SofaScore』によると、出番が少ないながらも同選手が昨季ブンデスリーガで記録したロングパス成功率は驚異の92.16%(51本中47本成功)。全体のパス成功率も85.22%(893本中761本成功)と高水準の数値を残しており、限られたプレイタイムのなかでも一定の結果は残している。しっかりと出場機会さえ与えれば、ボールポゼッションを重視するサッリ監督のサッカーにはマッチするかもしれない。

加えて、ラツィオにとってブラントが良い補強となる理由はほかにも。独『Spox』によると、ドルトムントが設定している同選手の移籍金は2000万ユーロ(約26億円)程度だという。いくら出番を失っているからといって、ドイツ代表歴もある25歳の実力派MFとしては破格の移籍金と言えるだろう。中盤や左右のウイングをこなせるユーティリティ性も考慮すれば、ラツィオにとっては喉から手が出るほど欲しい人材か。

少し器用貧乏な面を見せるときもあるが、随所でポテンシャルの高さを感じさせるブラント。はたして、サッリ体制に移行するラツィオはこのテクニシャンを確保することができるのか。これほど好条件な補強候補はなかなかいないだけに、早めに決着をつけてしまいたいところだ。

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