来季ブレイクが期待されるアカデミー育ちの逸材 リヴァプール世代交代のキーマンとなるか

ジョーンズはリヴァプール期待の20歳 photo/Getty Images

今季は24試合に出場したジョーンズ

来季はけが人の復帰により、プレミアリーグとUEFAチャンピオンズリーグのタイトルを目指すリヴァプール。そんな彼らの課題の1つとして挙げられるのが主力の高齢化だ。

自慢のフロントスリーも、モハメド・サラーとサディオ・マネが29歳になり、ロベルト・フィルミーノも今年で30歳となる。今季加入した24歳のディオゴ・ジョタが頭角を現してきたが、各ポジションにおいて彼に続く若い選手たちの台頭が必要となるだろう。

そんなリヴァプールの世代交代のキーマンとして挙げたいのが、MFカーティス・ジョーンズだ。中盤の軸となるジョーダン・ヘンダーソンやチアゴ・アルカンタラが30代であり、中盤にも若返りが必要。20歳のジョーンズが主力として活躍できれば、大きな世代交代を図れるだろう。
リヴァプールのアカデミー育ちの逸材は、順調に成長を続けている。2018-19シーズンにトップチームへ昇格したジョーンズは、翌年にプレミア優勝を果たしたチームで6試合に出場。背番号を17番とした今季は24試合で1得点を決めており、来シーズンのブレイクに期待がかかっている。

ドリブルやボールテクニックが非常に高く、パスやシュートにおいても高クオリティのプレイを披露。また線は細いものの185cmと身長もあるため、身体に厚みがつけばプレミアの舞台でも十分戦えるはずだ。アカデミー出身の20歳が欧州制覇を狙うリヴァプールの若頭となれるか。

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