再び開かれた“ピケ2世”への道 マンC効果でストーンズは理想のセンターバックに

マンCで成長するストーンズ photo/Getty Images

厳しい評価を受けたこともあったが……

マンチェスター・シティで世界最高級センターバックの1人との評価を獲得したポルトガル代表DFルベン・ディアスは、今夏のEURO2020でも大暴れすることが期待されていた。

しかし、結果はベスト16敗退。マンCでプレイしている時ほどの影響力は発揮できず、やや消化不良な結果に終わってしまった。

だが、マンCで成長したのはディアスだけではない。EUROで抜群のパフォーマンスを見せているのは、マンCでディアスの相棒を務めてきたイングランド代表DFジョン・ストーンズだ。
イングランドはEUROで5試合戦い、失点がゼロ。危ない場面はあったが、あのドイツ代表相手にもクリーンシートを達成してみせた。

ストーンズはそれに大きく貢献しており、ハリー・マグワイアらとともに評価上昇中だ。

マンC、イングランド代表の戦いを合わせると、今季のストーンズは40試合に出場して達成したクリーンシート数が29回。文句のつけようがない結果と言えよう。

アイメリック・ラポルトの加入もあり、ストーンズは一時マンCでの立場が危うくなった。しかし粘り強く指揮官ジョゼップ・グアルディオラにアピールを続け、今ではクラブと代表の両方で不動のセンターバックとなっている。

グアルディオラの指導を受けてNEXTジェラール・ピケになると期待されていたこともあったが、その軌道に乗っていると言えるのではないだろうか。

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