ベルナルド・シウバの適正はどこだ 存在感を出しきれなったベルギー戦

主に右ウイングとしてピッチに立ったシウバ photo/Getty Images

ポルトガルはベスト16で姿を消すことに

前回大会王者としてEURO2020に参戦したポルトガル代表。グループステージではフランス、ドイツと同組となるも3位通過で決勝トーナメントへ進出し、続くベスト16のベルギー戦では有利に試合を進められると思われたが、結果は0-1と敗戦。あと一点が遠く、一足早くEUROから姿を消すことになった。

非常に前評判の高かった今回のポルトガル代表。ブルーノ・フェルナンデスをはじめタレント軍団であったが、時間が経ってもチーム全体がまとまることなく黒星を喫してしまった。

こうなってしまったのは選手の起用法が問題か。一つはベルナルド・シウバのウインガーでの起用だ。確かに前所属であるモナコではサイドでの起用もあったが、現所属のマンチェスター・シティではインサイドハーフとして使われている。理由はいくつかあるが、ウインガーとしてのシウバは個人での突破に物足りない部分がある。特に今回のベルギーのように守備時はボックス内に人数を増やしてスペースを消す動きをされると、力を発揮できない傾向がある。守備時のインテンシティは高く、あるいはパサーとしての仕事は出来ていたが、彼を起用するならより中央で起用すべきだったと言える。

インサイドハーフとして起用されていたのはジョアン・モウティーニョだが、彼の位置にシウバが入っても何ら遜色のないプレイができるだろう。モウティーニョも良い選手だが、ベルギー戦では特に良さを出せずにいた。クラブと代表では環境が違うが、シウバの中盤起用が見られれば、また違ったポルトガルの一面が見られただろう。

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