アルティメット・メトロノームの復帰 イタリアにはまだ絶対的司令塔がいた

イタリアの中盤をコントロールしたヴェッラッティ photo/Getty Images

豪華すぎる中盤

グループ2連勝と波に乗っていたイタリア代表には、まだ引き出しがあった。

グループステージ再終戦のウェールズ戦にて復帰を果たしたMFマルコ・ヴェッラッティだ。

ここまでのイタリアはヴェッラッティ不在を感じさせない見事な戦いを続けていたが、やはりヴェッラッティの才能は特別だ。ウェールズ戦ではフル出場を果たし、他のMFにはないゲームメイク能力を披露した。

1-0で勝利したウェールズ戦の成績は、ボールタッチ数136回(チーム最多)、パス成功率94%、5回のチャンスメイク(チーム最多)、タックル数4回(チーム最多)、1アシストと活躍。ジョルジーニョやニコロ・バレッラも優秀なMFだが、ヴェッラッティだからこそ生み出せる違いがある。

英『Sportbible』は、ウェールズ戦のヴェッラッティを「アルティメット・メトロノーム」と表現し、ワールドクラスのMFだと絶賛している。

ヴェッラッティも復帰し、イタリアは決勝トーナメントの戦いへ万全の態勢を整えている。中盤に関してはジョルジーニョ、バレッラ、ロカテッリ、ヴェッラッティと、代表監督ロベルト・マンチーニは贅沢すぎる悩みを抱えることになった。この構成は出場国の中でもトップレベルだ。

グループステージでは間違いなく出場国の中で最も安定していたチームと言えるが、この勢いのまま頂点まで駆け上がれるか(データは『Squawka』より)。

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