15年ぶりに“世界記録更新”も近い? C・ロナウドがEUROで達成するかもしれない記録とは

大会通算11ゴールを決めるC・ロナウド photo/Getty Images

すでにハンガリー戦で2つの記録を更新

UEFA EURO2020のグループFでポルトガル代表はハンガリー代表と対戦し、3-0で勝利した。2ゴールを奪ったのはポルトガルのエースであるクリスティアーノ・ロナウドだ。EURO最多得点記録を更新した男がさらなる記録に挑戦する。

C・ロナウドはこの試合に出場するだけである記録を更新していた。それが大会連続出場記録だ。イタリア代表で活躍したアレッサンドロ・デル・ピエロ氏など、4大会に出場を果たして史上最多タイとなっていたが、EURO2004から出場しているC・ロナウドが、単独での史上最多5大会連続出場となった。

そんな記念すべき試合で、C・ロナウドはPKを含む2ゴールを決める。前回大会まででミシェル・プラティニ氏と9ゴールで大会通算得点数が並んでいた。そこに2つ追加し「11」と新記録を樹立。ハンガリー戦はEUROの歴史が塗り替えられる重要な一戦となった。
そんなC・ロナウドが今大会でもう1つ更新するかもしれない記録がある。それが“代表通算得点記録”の更新だ。これはポルトガルや欧州に限った話ではなく世界記録である。現在のトップは109ゴールを積み上げた元イラン代表FWのアリ・ダエイ氏。C・ロナウドはこの試合の2得点で代表通算得点を「106」としており、残り4ゴールを決めれば、世界記録を更新する。

ロナウドは今大会でどれほどの記録を生むのだろうか。サッカー界に新たな歴史を刻み続ける世界的スターが、代表で世界記録を更新する日も近い。

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