天性の点取り屋サビオラも惚れ込む得点感覚 これからの時代はラウタロ・アルゼンチンだ

アルゼンチン代表で中心人物となるラウタロ・マルティネス photo/Getty Images

メッシに代わるスターになれる

リオネル・メッシがアルゼンチン代表を去る時、いったい誰がチームを引っ張っていくのか。

その答えはまだ完全には出せていないが、最も期待されているのはインテルFWラウタロ・マルティネスだろう。

ユヴェントスFWパウロ・ディバラがクラブで思うような時間を過ごせていない今、ラウタロは今後の代表で中心選手となることが求められている。
メッシとはタイプが異なるが、ゴール前での勝負強さはインテルで証明済みだ。ラウタロを上手く活かしてくれるチャンスメイカーがいれば、ラウタロは代表でも得点を量産できるだろう。

そのラウタロに惚れ込んでいるのが、かつてバルセロナなどで活躍した元アルゼンチン代表FWハビエル・サビオラだ。

ゴール前での動き出しを得意とするストライカーという点においては、ラウタロとサビオラは近いタイプと言えるかもしれない。伊『Calciomercato』などによると、サビオラはラウタロを知的なストライカーと絶賛している。

「ラウタロのことが好きだよ。彼の動き出し、スペースを突く動きがね。彼は単なるゴールスコアラーではない。動き方を理解しているインテリジェントな選手だ。ゲームをよく理解しているし、ボールを持った際もやるべきことが分かっているね」

サビオラはアルゼンチン代表で通算40戦11得点の数字を残しているが、ラウタロはここまで24試合に出場して11得点を記録。サビオラを遥かに上回るスピードでゴールを量産している。

アルゼンチン代表はコパ・アメリカ2021にも参戦しているが、ラウタロはキーマンの1人だ。前回のコパ・アメリカ2019でも2得点を挙げ、現在行われているワールドカップ・カタール大会へ向けた南米予選でも2得点を挙げるなどチームを引っ張っている。

メッシとの連携はチームにとって1つのカギとなるはずで、ラウタロには大きな期待がかけられている。

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