遂にバーディの後釜獲得か ロジャーズが欲しがる“万能FW”とは

各クラブから関心を持たれているエドゥアール photo/Getty Images

23歳と若いエドゥアール

昨季は終盤にブレーキが掛かり惜しくもCL出場権を逃したレスター・シティ。それでも、ELの出場権は獲得しており、どこまで勝ち進むかが楽しみである。そんなレスターだが、移籍市場ではリールのブバカリ・スマレやレヴァークーゼンのヨナタン・ターと今のチームに足りない人材の獲得を順調に進めているようだ。セルティック所属のオドソンヌ・エドゥアールもレスターが狙っている選手の一人だ。

パリ・サンジェルマン出身のエドゥアールは2017年にセルティックに移籍。加入初年度からその才能を存分に発揮し、昨季は18ゴールを挙げチームをリーグ2位に導いている。また、レスターの指揮官であるブレンダン・ロジャーズは元セルティックの監督であり、エドゥアールの能力については十分に理解しているはずだ。

そんなエドゥアールだが、英『Leicestershire Live』によると、アーセナル。インテルから関心があったが、既にレスターと合意済みとなっているようだ。最終決定に関しては、横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルーのセルティック指揮官就任が決まり次第、発表する流れとなっているという。

もし、エドゥアールがチームに合流するとなれば確実に戦力アップとなるだろう。現在は[3-4-1-2]の戦術を敷いているが、2トップにはジェイミー・バーディとケレチ・イヘアナチョの二人しか数えられる戦力がおらず、よくフルシーズンを戦い抜いたものだ。

ではエドゥアールはどちらのポジションに就くのかだが、バーディの後釜となるだろう。トップスピードではバーディに分があると思うが、エドゥアールも速さに長けており、フィジカルもプレミアで十分に通用するはずだ。また、ポストプレイもできる選手で、足元の技術も兼ね備えている万能FWだ。身長は187cmと大きく、空中戦でも強さを発揮するだろう。

着々と補強ポイントを埋めていくレスター。来季はどこまで上位陣の牙城を崩せるか。

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