百戦錬磨のストライカーが見せた冷静な判断 ミスを見逃さずレッズの逆転弾を沈めた興梠慎三

浦和で多くの得点を重ねる興梠(写真は2017年) photo/Getty Images

浦和は神戸に2-1と勝利した

浦和レッズはYBCルヴァンカップのプレイオフステージ第1戦でヴィッセル神戸と対戦し、2-1と勝利した。逆転ゴールを決めたのは今季ルヴァンカップ初ゴールの興梠慎三だった。一瞬の隙を見逃さずに得点を決めた興梠は、さすがのエースっぷりを見せつけた。

1-1で迎えた71分、神戸は最終ラインからビルドアップを展開するも、山口蛍のパスを受けようとした菊池流帆が足を滑らせてつながらず。そのミスを見逃さなかった興梠は、ボールをかっさらってGKと1対1になるとループシュートでゴールネットを揺らした。これが決勝点となり、浦和が第1戦を勝利で飾った。

思わぬところでボールが転がってきたが、百戦錬磨のストライカーは落ち着いていた。菊池へプレスを仕掛けにいった流れで、そのままボールを奪うとワンタッチで浮かせてGKの頭上を越すシュートを選択。191cmの前川黛也に対してループという選択肢は、ゴール前での冷静さと正確な技術がなければ選べないだろう。ゴールシーンではいとも簡単に決めているが、9年連続二桁得点を決め、J1通算157ゴールを決めるストライカーだからこその落ち着き。興梠でなければ、あそこまで簡単にゴールネットを揺らせなかったかもしれない。

第1戦を勝利で飾った浦和。第2戦はアウェイゴールの2点のアドバンテージを持ってホームに神戸を迎え撃つ。勝利しているとはいえ1点差では油断は禁物。第2戦でも“浦和のエース”の勝負を決める一発に期待したい。

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