プレミア王者に大打撃 ギュンドアン欠場でプランBを決行か

情報が錯綜している photo/Getty Images

決勝で出場の可能性が高かったギュンドアン

今季の欧州サッカーは残すところマンチェスター・シティ対チェルシーのチャンピオンズリーグファイナルのみとなった。2018-19シーズン以来のプレミア同士の対戦と非常に楽しみな一戦である。

そんなCLファイナルだが、プレミア王者がベストメンバーで戦えない可能性が出てきた。ジャーナリストとして活動するマルセロ・ベヒラー氏が自身のSNSでイルカイ・ギュンドアン負傷の情報を発信している。詳しい情報によると、トレーニング時に太ももを痛めた可能性が高く、チェルシー戦の出場が不透明となっているようだ。

この情報が本当であればマンCにとって大打撃となるだろう。直近の重要な一戦ではギュンドアンとベルナルド・シウバのインサイドハーフのコンビはマストとなっており、怪我が無ければ決勝でも二人の先発が予想される。

ギュンドアンがいないとなればガブリエウ・ジェズスの9番がプランBとなるか。シウバとのコンビはケビン・デ・ブライネが務め、左ウイングにフィル・フォーデンとなるだろう。ジェズスの9番起用はプレミアリーグ最終節のエヴァートン戦で非常に機能しており、前線の流動性を生み出していた。

他の案であればフェルナンジーニョとロドリのダブルボランチだが、この組み合わせでうまくいった試合は少なく、直前でスタイルを変える博打のような判断は取らないだろう。直近で成果を上げたフェラン・トーレスの9番起用もありうるが、ダブルボランチと同じ理由で実現はしにくいと思われる。

ここに来て難しい状況になってきたマンC。とはいえ、チェルシー側もGKエドゥアール・メンディが負傷しており、ベストメンバーではないのはどちらも同じか。

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