来季はジョーカーとして大活躍? レンタル先で急成長したガナーズの次世代MF

今季後半戦、レンタル先のニューカッスルで印象的な活躍を披露したウィロック photo/Getty Images

ニューカッスルで躍動

昨今、夏の移籍市場にて積極的な補強を敢行する可能性が囁かれているアーセナル。クラブの財政はひっ迫している状況とされるも、今季プレミアリーグを8位でフィニッシュした彼らにマーケットをスルーするほどの余裕がないのも事実。ある程度の戦力を整備しなければ、2季連続で欧州コンペティション不参加という屈辱を味わいかねない。

しかし、中盤の攻撃的なポジションの補強に関しては、今季レンタル移籍していたアカデミー出身選手を呼び戻せばどうにかなるかもしれない。ほかにも補強ポイントは多い以上、アーセナルは可能な限り余計な出費を抑えたいところ。期待の若手でどうにかなりそうなポジションは、積極的にそういった力を使っていくべきだろう。

そんな状況において期待したいアカデミー出身選手とは、ニューカッスルにレンタル移籍していたMFジョー・ウィロック(21)だ。安定した出場機会を求めて武者修行に出た若き中盤戦士は、シーズン終盤戦に大きな飛躍を遂げた。なんと、同選手は第30節トッテナム戦からシーズン終了まで、出場したリーグ戦7試合すべてでゴールを記録したのだ。来季すぐにレギュラーとしてフル回転できるかは未知数なものの、短い時間で違いを見せつける実力があることをウィロックは証明したと言っていい。

「ジョーの今シーズンがうまく運んだことを、私も本当に嬉しく思っているよ。彼は可能性を示した。我々とは別の場所で戦うことになったが、良い経験ができて本当に良かった。彼がチャンスを掴んだ過程は注目に値する。来季はアーセナルに帰ってくると思うよ。今後はその話し合いをしていく予定さ。彼と我々は次の数年のプロジェクトについて議論することになる」(英『Daily Mirror』より)

アーセナルのミケル・アルテタ監督も、ウィロックのレンタルバックについてはこのように語っている。現地各メディアはニューカッスルが買取に動く可能性も報じているが、ガナーズは若きMFの帰還を心待ちにしている様子。クラブとしてもウィロックのことは来季の戦力としてカウントしているようだ。

半年間の武者修行を経て、もうひと回りスケールの大きな中盤戦士となった印象の強いウィロック。果たして、ニューカッスルで一皮剥けたヤングタレントは来季アーセナルでも輝きを放つこととなるのか。今から2021-22シーズンの開幕が楽しみだ。

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