まるでハーランド!? セリエAから欧州へ羽ばたくべき21歳長身FW

今季セリエAでゴールを量産するヴラホビッチ(左) photo/Getty Images

サラーらにも引けを取らない得点数

クリスティアーノ・ロナウド(現在33歳)を筆頭にチーロ・インモービレ(同31歳)やズラタン・イブラヒモビッチ(同39歳)など、ベテランストライカーが近年目まぐるしい活躍を見せているセリエA。今季も同選手らに加えて、ルイス・ムリエル(同30歳)が得点ランキングの上位に名を連ねている。

そんな中、ベテランたちに負けじと、新進気鋭の若手ストライカーがセリエAで奮闘している。フィオレンティーナでプレイする2000年1月生まれのセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチ(現在21歳)だ。2018年夏に母国を離れ、フィオレンティーナへ移籍したヴラホビッチは、昨季の中盤戦から主力に定着。そして、インテル戦やナポリ戦でゴールを奪うなど、以前から勝負強さを発揮していたが、加入3年目にして完全覚醒した。

190センチの恵まれた体格と大きなストライドを活かしたスピード、抜群のシュートセンスなどを兼ね備えるヴラホビッチ。序盤戦はなかなかゴールを挙げることができなかったが、昨年末ごろから徐々に調子を上げていき、第37節終了時点で21ゴールを記録(36試合に出場)している。後半戦だけで見ると、14ゴールを挙げる活躍を見せており、これはリーグ最多となっているのだ。また、リーグ戦21ゴールという数字は、欧州5大リーグで見ても13位にランクイン。モハメド・サラー(リヴァプール)やハリー・ケイン(トッテナム)、カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)といった欧州を代表する点取屋たちとも1ゴールしか差がなく、彼らに引けを取らない数字を残している。

同年代には今をときめくアーリング・ハーランド(ドルトムント)がいるが、ヴラホビッチは「僕はハーランドのプレイをよく見ているんだ。彼の完成度や動き方を理解して、自分の長所と短所の参考にしているよ」と述べるだけあって、プレイスタイルは似ているところが多い。さらに体格が似ていることもあり、ヴラホビッチが欧州の舞台で活躍する姿も想像しやすく、ネクストブレイクが期待されている。移籍するかどうかは別としても、近い将来、戦いの舞台をイタリア国内だけでなく欧州へと広げ、セリエAから羽ばたくべき選手だろう。

今季の活躍もあり、すでにミランやローマといった国内のビッグクラブをはじめ、ドルトムントやライプツィヒといった国外のビッグクラブもヴラホビッチに興味を示しているとされる。今夏の移籍市場でも注目すべき選手のひとりだ。

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