決定機を止め続けた守護神 アトレティコ7年ぶりの栄冠にはオブラクの活躍が必須だ

アトレティコを支えるオブラク photo/Getty Images

ソシエダに2-1と勝利したアトレティコ

リーガ・エスパニョーラで首位を走るアトレティコ・マドリードは、第36節でレアル・ソシエダと対戦。前半で2点を先制すると1点を返されるものの、2-1で勝利した。この試合で幾度となく決定機を止め勝利に貢献したのは、アトレティコの正守護神であるヤン・オブラクだ。

オブラクはこの試合も安定した活躍を見せた。31分にはアレクサンデル・イサクのシュートをストップ。36分にも中央から左へドリブルで運んだイサクがゴールを狙うも、再びオブラクがゴールを阻んだ。

後半にもピンチを迎えるアトレティコだが、66分のCKからポルトゥがシュートを打つもオブラクが三たびセーブ。ソシエダの猛攻を耐え忍ぶ。セットプレイからの得点数でリーグトップを誇る相手に対し、83分にCKから1失点を許すものの2-1と勝利し、勝ち点3を獲得。首位をキープできたのは、最後尾からチームを支える守護神のおかげだ。
この試合で6本のセーブを見せたオブラク。そのうち5つが決定機とチームにとっては難しい試合となったが、オブラクの活躍もあって勝利を手にすることができた。安定したGKがいることでチームが前方へと意識を高めることができる。今季リーグ戦で99セーブを見せるオブラクが今季のアトレティコの好調を支える要因でもあるだろう(データは『SofaScore』より)。

この勝利で勝ち点を80としたアトレティコ。残り2試合となったが、連勝することができれば、7年ぶりのリーガ制覇も手中に収める。チームの栄冠に向けて守護神の活躍から目が離せない。

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