“シーズン40得点”の領域に到達できるか 現役最高級FWが挑む爆撃機への挑戦

レヴァンドフスキは残り4試合でミュラー氏の記録を更新することができるか photo/Getty Images

直近4試合は負傷離脱も

“ミッション・インポッシブル”。普通の選手であれば、そう考えるのが自然だろう。しかし、どれだけ厳しいチャレンジでも、「もしかすると、彼ならば……」と周囲に思わせてしまうのがバイエルン・ミュンヘンのエースであるFWロベルト・レヴァンドフスキの凄いところだ。状況はかなり難しくなったが、稀代の点取り屋は残り4試合で歴史を塗り替えることができるか。

レヴァンドフスキが挑むのは、ブンデスリーガにおけるシーズン最多得点記録だ。現在記録を保持しているのは、1971-72シーズンに40得点を叩き出し、“爆撃機”と呼ばれたゲルト・ミュラー氏。レヴァンドフスキは今季ここまでリーグ戦25試合で35得点を挙げていることから、記録の更新までにはあと6ゴールが必要になってくる。

そのために残された試合数は「4」。1試合1得点でも間に合わないペースだけに、状況は厳しいと言えるだろう。加えて、レヴァンドフスキは怪我からの復帰明け。最初からフルスロットルというわけにはいかない。

しかし、そんな逆境を乗り越えるのがレヴァンドフスキという男なのかもしれない。残り4試合でバイエルンが対戦するのは、マインツ(13位)、ボルシアMG(7位)、フライブルク(9位)、アウクスブルク(12位)の4チーム。いわゆる上位勢とは、1回も対戦しないのだ。加えて、前回の対戦においてレヴァンドフスキはこの4チームすべてから得点を奪っている。一度エンジンさえ掛かってしまえば、4試合で6得点という荒業も決して不可能ではないだろう。

唯一心配なのは負傷していた右膝の状態。だが、独『Spox』によると、レヴァンドフスキはすでにマインツ戦に先発できるまでにコンディションを上げてきているという。約30年間アンタッチャブルと思われていたミュラー氏の記録更新に挑むレヴァンドフスキ。もしかすると我々は、歴史が変わる瞬間をもうすぐ目の当たりにすることとなるのかもしれない。

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